植物から抽出された100%ピュアオイル

「精油ってどんなものなの?」
とアロマに興味をお持ちの方から聞かれることが多いですが、精油とは植物の花や実、茎、樹脂などから抽出した純度100%の液体のことです。

 

ピュアオイル

 

水蒸気蒸留法もしくは圧搾法などの方法で植物から抽出されます。
植物の部位から抽出した方法により、成分などが違ってくるようになっています。

 

色々な用途があります

精油の応用範囲は、化粧品、医薬、産業用など幅広く使われています。
現在は、それぞれの分野に合うように500以上の種類が採油されていると言われてます。

 

しかしアロマテラピー業界では、常に使われている精油は約30〜40種くらいです。
それほど多くはありませんので、これから勉強される方も500種類と聞いて驚かれないでくださいね。

 

有効成分

植物から採油した100%ピュアオイルには様々な有効成分が含まれています。

 

例えば、

  1. 痛みや炎症を和らげる
  2. 風邪などの感染症を防ぐ
  3. 不安や怒りや緊張などを鎮める

など1本の精油で多くにわたる作用を発揮します。

 

また、中には医薬品の一部として使わているものや、強い毒性や刺激などを持つものなどもあります。
ですから、きちんとした知識を身につけて、安全な方法でアロマテラピーを活用してきましょう!

 

特性は?

精油が植物から採油されて、人間の心身に有効な成分が含まれていることがわかりました。
続いては、液体としての特性についてです。

  1. 他の脂肪類の植物油とは違い揮発性が高い
  2. 水より軽く、高濃度のアルコールや脂肪質オイルによく溶けます
  3. 引火性があり、消防法第4類の危険物の対象です

というような特徴を持っているのですね。

 

体内へのルート

それでは最後に、精油の芳香成分が、どのような形で体内に取り込まれ、心と体両面にどう影響するのかをチェックしてみましょう!

 

これには3つのルートがあるのです。

 

(1)鼻から脳へのルート

まず一つ目は「鼻から脳へ」空気中に拡散した芳香成分は、呼吸により鼻から吸い込まれます。
そして、鼻の尾奥にある嗅上皮(きゅうじょうひ)の粘膜に付着します。

 

すると、本能的な感情や欲望を司る大脳辺緑系を刺激したり、自律神経系・免疫系・ホルモン系を統括する視床下部に到着して活性化したりします。

 

(2)肺から血液のルート

二つ目は「肺から血液へ」です。
呼吸により吸い込まれた芳香成分は肺を通り、肺の粘膜から吸収され血液に流れ込みます。

 

こうして血中に取り込まれ、全身へと運ばれていきます。

 

(3)皮膚から血液中へのルート

三つ目は「皮膚から血液中へ」です。
精油をお風呂に入れたアロマバスやリートメント中においては、皮膚から芳香成分が浸透していきます。

 

ですが、皮膚は表皮・真皮・皮下組織とに分類されているので「精油は表皮を通らないのでは?」と疑問を感じる方もいるかもしれません。

 

実際、表皮にはホコリやウイルスなどの侵入物を防ぐバリアゾーンがあるため、ほどんどの物質はここを通り抜けることができず、すべて跳ね返されてしまいます。

 

しかし精油の芳香成分の分子は、とても細かいという特徴を持っているため、安易に通り抜けることが出来るのです。

 

通り抜けた分子は、皮下組織の毛細血管から入り全身へと運ばれます。
以上が、精油が体内に浸透していく3つのルートです。