保管方法と品質チェック

精油と言うのは、ワインのように空気や日光、熱などに非常に影響を受けやすいです。
そうした物に触れてしまうと、香りや色の変化、濁り、沈殿などを起こすことがあります。

 

保管方法

 

また私たちが手に取るまでには、採油から約半年から一年ほど経過している場合もありますので、それ以上、鮮度を落とさないようにする保管方法はとても大切なものなんです。

 

正しい方法は?

精油を保管する場合は、褐色やブルーなどの遮光性色のついたガラス瓶を使いましょう。
そして、入手後はできるだけ早く遮光性のガラス瓶に入れ替えることをお勧めします。

 

とはいえ、現在は最初から遮光性のガラス瓶に入ってますから、特別移し変える必要はありません。
量が多く入った精油を小分けしたりする場合や、透明なボトルに入ったものなどは手元に届いたら早めに移し変えましょう。

 

移し変える際の注意点としては、空気に触れると酸化が進みますので、なるべく空気に触れさせないことが大事です。
例えば、空気が入る部分をできるだけ少なくするように、ビンの口一杯のところまで中身を入れて保管するのが理想です。

 

どういう場所にに保管するの?

理想としては大体10〜15度程度の温度に保たれた保冷庫です。
ですが、このような状態は一般ではなかなか難しいと思うので、風通しの良い冷暗所での保管で大丈夫です。

 

ただ夏場などは気温も上がり湿気も多いので、冷蔵庫での保管がやはりベストになってきます。

 

冷蔵庫の中で保管する時は、他の食品などに香りが移らないように、精油を新聞紙や厚手の紙などで包み発泡スチロールなどに入れて保管してください。

 

理想的な使用期限

精油と言うのは先ほどもお話しましたが、私たちが手元に届くまでに、さまざまなルートをめぐります。
このため、私たちが手にする時というのは、生成されてから、かなりの時間が経過しているということも考えられます。

 

ですから、このタイムラグを頭に入れ、開封後はなるべく早く使用するようにしましょう。
精油の使用期限は最良の状態での保管で約1年以内です。

 

さらに、柑橘系の精油は半年以内目安に使用してください。
通常の保管方法での場合は、理想として大体開封したから半年以内。
柑橘系は3ヶ月以内で使い切ることをお勧めします。

 

また個人で使用する場合は少し割高になりますが、なるべく小びん(3mlやml)で購入したほうが、酸化防止などの点を考えるとお勧めです。

 

ラベルも忘れずに貼っておこう

開封したら、必ず使用した日付をラベルなどに記入して精油のびんに貼り付けておいてください。
こうすることで「いつ開封したのか?」「いつまで使用できるか」などが一目で分かります。

 

種類が増えてきて管理が大変になったら使ってみてください。

 

精油の品質チェック方法と禁止事項

アロマテラピーに用いる精油の品質チェック方法として、一番簡単な方法は「香りを判別する」ことがあげられます。

 

直接、香りを嗅ぐのもいいのですが、刺激が強いので、むせてしまう可能性もあります。
ですから、ハンカチやティッシュに数滴落として、それを嗅ぐと刺激も薄らぎ香りを判別しやすくなります。

 

品質チェック

 

もし、精油を嗅いだときに香りが変だなと感じたり、いつもと違う香りの場合は、品質が落ちてるということになります。

 

サラサラの液体か?

もう一つのチェック方法も紹介します。
水蒸気蒸留法で抽出されている精油と言うのは、通常は粘度が低くサラサラしている状態です。

 

ですから、粘度が高くなりネバッとした感じが出てしまっていたら、それは品質が落ちているということになります。

 

逆に、柑橘系などは液体自体が薄い茶褐色で果実の色を出しているので、逆に色が失われたりしてきたら品質が落ちているということになります。

 

禁止事項

植物から抽出された精油はとても濃度が高く、揮発性もとても高いものなんです。
他にも薬理作用が高いので、身体への刺激も強くなってしまいます。

 

ですから、まず原液を直接、皮膚につけないように注意してください。
特に幼児やペットなどには充分な注意が必要です。

 

他にも目や唇などの粘膜部には、例え希釈したものでも決して使用しないでください。
中には安全性の高い精油なら、直接つけてもOKなどと書かれたりしていますが、私はお勧めしません。

 

化粧品などの香り付けなどは安全性が確認されていますが、原液の安全性は現在のところ確認されていませんので避けておいた方が無難です。

 

絶対に飲んではダメ!

そして最後は誤飲についてです。
精油は原則的に飲用はできません。

 

フランスなどでは医師の処方の元で、飲用という治療を行っていますが、
基本的には絶対に飲むことは避けてくださいね。

 

もし誤って飲んでしまったり粘膜などに入ってしまった場合は、とにかく大量の水でよく洗い流して、すぐに病院で適切な治療を受けてください。